はじめに
住宅ローンを借りるときに「固定金利が安心?でも変動の方が安いし…」って悩みませんか?
うちもめっちゃ悩みました。でもいろいろ考えた結果、変動金利で借りて、浮いたお金は投資に回すっていう作戦にしました。
今回は「なんでそうしたのか?」「金利が上がったらどうするのか?」など、できるだけわかりやすくまとめてみました!
変動金利って安いけど、大丈夫なの?
たとえば同じ4,000万円のローンを組んだ場合、今の相場だとこんな感じ👇
- 固定金利(1.6%くらい):月々 約124,000円
- 変動金利(0.6%くらい):月々 約102,000円
→ 差額は月2万円以上!
この差ってけっこう大きいです。年間で約24万円、35年間だと800万円以上の差になります。
浮いた分を投資にまわしたら…?
「この浮いたお金、ただの節約で終わらせるのもったいなくない?」ってことで、
我が家はその差額を毎月コツコツ投資にまわすことにしました。
たとえば、月2万円を年利4%くらいで運用できたら…
35年後には約1,600万円になる計算に!
でも、将来金利が上がったらどうするの?
ここが一番気になるポイントですよね。
じゃあ仮に、金利が5年ごとにゆっくり上がっていって…
- 1〜5年目:0.6%
- 6〜10年目:1.0%
- 11年目以降:1.5%
こんなシナリオになったとしたら、どうなるか試算してみました。
✅ シミュレーション結果(年利4%で運用した場合)
内容 | 金額 |
---|---|
固定金利の総返済額 | 約5,226万円 |
変動金利の総返済額 | 約4,867万円 |
差額投資の運用益 | 約933万円 |
実質的な変動金利の負担(返済−運用) | 約3,934万円 |
固定との差額 | 約1,293万円の得! ✅ |
※条件:借入額4,000万円/35年ローン/差額を年利4%で運用
→ つまり、将来ある程度金利が上がったとしても、変動+投資の方が得する可能性が高いという結果になりました。
実際にこんなペースで金利が上がる可能性ってあるの?
これは気になるところですよね。
結論から言うと、「このペース(5年ごとに+0.5%ずつ)」で金利が上がる可能性は中〜低めだと考えられています。
▶︎ 理由
- 日本はまだまだ「低金利政策」が基本方針
- 過去30年ずっと低金利が続いていて、金利2%超えはほぼなかった
- 住宅ローンの大半が変動金利なので、金利を上げすぎると景気に悪影響
▶︎ じゃあどう見る?
金利上昇幅 | 5〜10年内の可能性 | コメント |
---|---|---|
0.5%以内 | 高(70%以上) | 現実的に維持されやすい水準 |
1.0%前後 | 中(30〜40%) | 緩やかな上昇はありえる |
1.5%以上 | 低(10〜20%) | よほどの政策転換が必要 |
2.0%以上 | 極めて低い(数%) | かなり特殊な事態がない限り考えにくい |
わが家の考え方(まとめ)
- 固定でも払える家計なので、いざとなっても焦らない
- 差額をちゃんと貯める or 投資にまわす仕組みを作る
- 金利が本当に上がってきたら、その時に借り換えや繰り上げ返済を考える
つまり、「変動金利のメリットは取りつつ、備えはちゃんとする」というスタンスです!
まとめ:金利の正解は1つじゃない、自分たちの家計と性格次第!
- 固定金利は安心だけど、月々の返済はちょっと高め
- 変動金利は安いけど、金利上昇リスクはゼロじゃない
- 差額をしっかり活かせるなら、変動+投資はかなり強い選択肢
わが家は「変動+投資」戦略で、浮いたお金を将来の安心に変えていく道を選びました😊
誰にでも合うとは限らないけど、この記事が判断の参考になったら嬉しいです!
おまけ:最近株が下がってて心が折れそうなあなたへ
2025年春現在、トランプ関税などの影響で株が下落中…。
でも過去のデータを見ても、大きく下がった後にはちゃんと回復してきたのが株式市場です。
今はしんどくても、未来の自分が
「あのとき続けてよかった」って思えるように、
ゆるく、長く、続けていきましょう🌱